新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム(第2R:認知症と精神科医療) とりまとめ 概要(案) ②基本的な考え方
基本的な考え方。
高齢者認知症の方への支援に当たっては、ご本人の思いを尊重し、残された力を最大限生かしていけるような支援をすることを前提とする。
そ上対する精神科医療の役割としては基本的な考え方 ので、認知症患者に、以下の点を、基本的な考え方とすべきである
① 認知症の早期から、専門医療機関による正確な診断を受けることができるよう体制の整備を目指す。
② 入院を前提と考えるのではなく、地域での生活を支えるための精神科医療とする。その際、アウトリーチ(訪問支援)や外来機能の充実を図り、本 人だけではなく、家族や介護者も含めて支援していく。
③ BPSDや身体疾患の合併により入院が必要となる場合には、速やかに症状の軽減を目指し、退院を促進する。また、そのような医療を提供できる 体制の整備を目指す。
④ 症状の面からみて退院可能と判断される患者が地域の生活の場で暮らせるようにするため、認知症の方の生活を支える介護保険サービスを初め とする必要なサービスの包括的、継続的な提供の推進等により地域で受入れていくためのシステムづくりを進める。
⑤ このため、退院支援・地域連携クリティカルパスの開発、導入を通じて、入院時から退院後の生活への道筋を明らかにする取組を進める。
⑥ 症状が改善しないため入院の継続が必要な方に対して、療養環境に配慮した適切な医療を提供する。
⑦ 地域の中で、精神科の専門医療機関として、介護や福祉との連携、地域住民への啓発活動に積極的な機能を果たす。
具体的な方向性
(1)地域での生活を支えるための精神科医療
(2)BPSDを有する患者への精神科医療
1 認知症患者に対する精神科医療の役割の明確化
(3)身体疾患を合併している認知症患者への入院医療
(4)地域全体の支援機能
2 現在入院している認知症患者への対応及び今後症状の面からみて退院可能と 思われる患者が地域の生活の場で暮らせるようにするための取組
(1)認知症に対する医療側と介護側との認識を共有化するための取組
(2)症状の面からみて退院可能と判断される認知症患者の円滑な移行のための受け皿や支援の整備
吹田市厚生労働省|社会・援護局障害保健福祉部|精神保健医療福祉について高齢者。老人ホーム
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