地域精神保健医療のアウトリーチ支援実現に向けた考え方
平成22年6月17日第4回新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム資料
【基本的な考え方】
① 「地域で生活する」ことを前提とした支援体系とする。
② アウトリーチ支援で支えることができる当事者や家族の抱える様々な課題に対する 解決を、「入院」という形に頼らない。
③ 当事者・家族の医療に対する信頼を築くためには、最初の医療との関わりが極め て重要であり【具体的な方向性】 、医療面だけではなく、生活面も含め、自尊心を大切にする関わり方を 基本とする。
① 当事者の状態に応じた医療面の支援に加え、早期支援や家族全体の支援などの 生活面の支援が可能となる多職種チームであることが必要。
(→医師、看護師に加え、生活面の支援を行うスタッフを含めた体制作り)
② 財政面、地域における人材面の制約も考えると、できる限り現存する人的資源を活 用するとともに、地域支援を行う人材として養成することが必要。
③ 入院医療から地域精神保健医療へ職員体制等を転換する観点から、アウトリーチ 支援の実施を、医療機関が併せて病床削減に取り組むインセンティブとすることが望 ましい。
④ 地域移行、地域定着を進める観点から、「住まい」の整備を併せて行うことが必要。
⑤ 各障害に共通した相談支援体制との関係を明確に整理し、障害福祉サービスや就 労支援に向けた取組も円滑に利用できるようにすることが必要。
吹田市厚生労働省|社会・援護局障害保健福祉部|精神保健医療福祉について高齢者。老人ホーム
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